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現在、試行中の「長周期変動対応方式」で大量導入が可能だ・・本当か?


電力系統上に超巨大な蓄電池を設置する

長周期変動対応方式とは
太陽光発電で、その時の需要を超過している部分を一旦蓄電池に蓄電して、太陽光発電終了後の時間帯、例えば夜間に消費する方式を言う。(図2.6)           
現在九州電力、中国電力、東北電力などで実用化試験を行っている。東北電力は、NEDOの「電力系統出力変動対応技術研究開発事業」として受託し、16年2月に営業運転を開始した。    

この超大型蓄電システムで、全認定稼働後の需要超過を吸収できるだろうか?
東北電力の場合、系統上に接続した蓄電池の容量は4万kWhであるが、この容量はピーク日ピーク時の時間当たり発電量1,300万kWの0.3パーセント程度にしか過ぎない。また、蓄電池の設置スペースは8,500m2(90m×90m)、蓄電池だけでコストが100億円掛かったそうだ。
太陽光発電だけで、再エネ化率を70パーセント程度まで高めるためには、太陽光の容量は正午の需要の3倍、4,000万kWが必要だが、これを発電量で計算すると8倍の32,000万kWhとなる。
これだけ蓄電できる容量の蓄電池を用意しなければならない。試行中の8,000倍が必要である。この蓄電池の大きさを考えただけでも、長周期変動対応方式では、日本の再エネ化率を高めることは不可能である。
   
経産省の「大容量蓄電システム需給バランス改善実証事業」は出力抑制を解消することを目的として、東北電力と九州電力で行っているが、その中身を見ると出力抑制が完全に解消できるとは、とてもじゃないが思えない。

              詳細 ⇒⇒ ソマツな出力抑制解消システム

出力抑制完全解消は、弊社のPVSS/HBBSしかないと確信をもって断言できる。


長周期変動対応方式とPVSS/HBBS方式は、単なる蓄電池に関する違いだけでなく、種々の点で違いがある。その違いを表にまとめた。


(画面をクリックすると拡大表示します)


            (参考)短周期変動とは
                    太陽光発電の場合、雲の動きに合わせて直射日光がパネルに当たったり、当たらな
                    かったりする。光が当たる数分間の発電量は能力いっぱいの発電になるが、その後
                    直ぐに発電量が落ちる。短時間の変動が、接続している系統の電圧に大きく影響与
                    える。この変動を避けるために、発電装置と蓄電池を併設して、数分間の変動を移
                    動平均値で滑らかな出力にしている。

                                   
                                                       
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長周期変動対応方式とは













                                                                    



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