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放電量の安定化実施結果


保障結果の放電量
事前に、決められた値の時間当り放電量(以下、保障値)を超えて放電される場合は、超過分を、調整用蓄電池(以下、グリッド・ストレージGS)または揚水式発電の揚水または他電力会社へ送電する。逆に、超えない場合は、その保存場所から超えない量を補充し、保障値ラインに一致させる。
(放電量や保障値は、電力会社の給電制御システム毎に設定しておく。制御システムが無い離島の場合は、島単位に設定する)保障値は年間の発電量に合わせて、1年分について作成しておく。
ひと月を上旬、中旬、下旬の3旬、1年を36旬とし、旬ごとに保障値を決めておく。

天気に左右されずに約束した量を供給(保障)すると、(図5.1)は(図5.2)のようになる。

                         7月2日;放電量が保障値以下のためGSなどから補充する
                         7月3日;放電量が保障値以上のためGSなどへ保存する
              7月4日〜7日;放電量が保障値以下のためGSなどから補充する
          7月8日〜13日;放電量が保障値以上のためGSなどへ保存する
                        以下同様

7月11日と7月21日の放電量が少しづつ多くなっているのは、上旬、中旬、下旬で設定された保障値に違いがあったためである。
また、当グラフは1か月間の放電量の変化に関するものであるが、1年間の保障値の変化と総需要量の変化を、九州電力の総需要と保障値を対比したグラフは下図のようになる。


太陽光発電の場合、一年の内で最も昼時間の長い夏至の頃が発電量の多い時期であるが、日本の場合6月、7月は梅雨の時期で日照時間が少ない傾向にある。したがって、5月頃が最大発電量になる地域が多い。(地域差あり)
電力需要は、春と秋は寒くもないし暑くもないので暖房需要も冷房需要も無い。従って電力需要は少ない。
太陽光発電の導入量が増える(保障値1)と保障値も増え、保障値が電力需要を超過する事もあり得る。上のグラフでは4月、5月は保障値が電力需要を超過している。別の言い方をするとその2か月間は太陽光だけで電力需要を賄えるといえる。ただし、超過分の対応は必要である。



                                                                                                                        次へ進む




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