北欧は、発電に向いた偏西風が絶えず吹いており、風を遮る山岳が全く無い。ドイツ全土は風力最適地である。反対に太陽光は高緯度のため日射強度が弱いため発電効率が悪い。また冬の発電量は夏の20分の一しかない。電気需要は冬が多い北欧にとって太陽光は「役立たず」と言われている(?)
(何故、ドイツやフランスではタケノコシンドロームが無いのか?参照)
原発再稼働で、太陽光が締め出されるのは、太陽光発電が南中時に最大になることから来ている。PVSSを使用すると、原発と太陽光の共存は容易になる。
電力会社は原発再稼働ありきで再エネ推進には消極的、ないしは妨害すらしていると思われている。だから、再稼働に社会は猛烈に反対している。
問題は、将来の問題である。日本の再エネ率を70%程度まで高めるとすると、都会地も70%を達成しなければならない。現在受け付けている程度では、東京は5〜6%程度しかならない。70%にするには現在受付の10〜15倍受け付けの必要がある。