系統接続工事負担金大幅減少

Ⅴ . 系統接続工事負担金大幅減少

工事負担金とハイブリッド・バッテリー・システムとの関係は 「膨大な工事負担金はハイブリッド・バッテリーで解決

に記述してます。事前に読まれることをお勧めします。

(1)負担金計算のための変電所までの距離を想定

日本国内の、高圧になればなるほど変電所の件数は少なくなる。件数が少ないと変電所

までの距離が遠くなるのは、確率論からもいえる。(たまたま、超高圧変電所の真下の

場合は、超高圧の場合の距離が一番近くなるが、それはめったにある話ではない)

(図4.20)

(2) 上記で想定した距離と電力広域的運営推進機関が公表している「送変電設備の標準的な

単価」を適用して変電所までの負担金を計算すると下表になる。

(図4.21)

太陽光発電に蓄電池を合わせて導入すると最大出力が4分の一になるので、例えば、

超高圧変電所に接続すべきところが1次変電所に接続変更になる。工事負担金が83.3

億円だったところが、13.2億円になるので70.1億円負担金が少なくなる。この差額金

で高額の蓄電池を導入できることになる。

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